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色素再生

2007年08月31日

脱色素性母斑(ND)の最新治療

2007年9月8日(土)に行われる日本皮膚科学会東京地方会で、私も発表予定です。タイトル「メル療法が有効であった兄弟の脱色素性母斑」で、暑い夏、これについて勉強しました。今まで難治性とされていた脱色素性母斑(ND)も治ってくる(色素再生が起る)ことが分かりました。NDは、生下時から生じ、その白斑内にはメラニン細胞は存在し、その機能が悪いとされています。正常の人(NDのない人)ではメラニン細胞の中にメラノソームがあり、それが成熟してメラニン細胞から角化細胞に伝送されます。ところがNDの人ではメラノソームが幼若であり、メラニン細胞から角化細胞の伝達障害があることが分かっています。UVを人の表皮に照射すると、メラノソームがメラニン細胞から角化細胞へ伝送する働きが高まることも分かっています。両者を考えるとNDの人に強いUVBを照射すると色素再生が起ることが想像出来たので、私も1〜2年前からNDにNBUVBまたはMELを照射していました。NDの治療に明るい光が現れた気分です。今回のNDの治療のまとめで、NDにメル療法が有効であり、色素再生が起ることもわかってきました。やっとND治療にも光明のきざしが見えました。NDで悩んでおられる方、ぜひ門戸を叩いてトライしてみてください。

cpiblog01272 at 08:52|この記事のURL

2005年12月28日

白斑先生の講義(5) 色素再生(2)

白斑を皮膚科光線療法(エキシマライト、ナローバンド等)で治療すると白斑内に色素斑が出現する。これを色素再生という。もちろん有効な例にこの現象は現れる。一般にこの色素再生をパーセント(%)で表し、0%無効、0〜25%をpoor(不十分な)色素再生、25〜50%をmoderate(適度の)色素再生、50〜75%をgood(良い、満足のいく)色素再生、75%以上をexcellent(すばらしい)色素再生と言います。例として、元あった白斑に皮膚科光線療法を行い色素斑が出現し、その色素斑をすべて加えた面積が元あった白斑の60%なら、良い色素再生が起ったと言います。白斑に皮膚科光線療法を行い、有効であったというには、やはり50%以上、つまり良いとか、すばらしい色素再生が起ったものを"有効"といいたいですねぇ。でも白斑先生は100%を目指しています。色素再生について述べるドクターは日本では居ませんが、白斑先生は大分前から注目していました。また、色素再生が起るには4つのパターンがあるのです。〔喨饉囲性△嗚性周辺のず合の色素再生です。
,魯淵蹇璽丱鵐鼻PUVA(内・外)によって
△魯好謄蹈ぅ鋲霍僂砲茲辰
はビタミンD3軟膏によって
て睇PUVAや、ステロイド軟膏によって
起るが、エキシマライトもい里茲Δ丙合型が多いようです。
 どのようにして治るのか、また色素再生がどんなパターンをとるのか患者さんは自分の眼で観察できるんですよ。自分はこのパターンが起っているので、治るんだなぁと興味深く治すことが出来るんですよ。素晴らしいことだと思いませんか!!

cpiblog01272 at 19:46|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

色素再生についての記事 中日新聞

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紙上診察室
-生まれつきおへその周りの色素うすい-
(Q)小学五年生の息子は生後まもなくから、おへその周りに大きく白い、色素の抜けたような部分があります。大きくなるにつれて目立ってきて、本人も気になるようです。どのような治療法があるのでしょうか(愛知県、女性43歳)

(A)息子さんは尋常性白斑と思われます。この疾患の原因は不明で、メラニン色素をつくる細胞が消えてしまう免疫に関係した色素異常と考えられています。かつては治療は難しいとあきらめられていましたが、最近は治療法が進み、70%-80%は治るようになりました。

以前は、長波長紫外線(UVA)を当てるPUVA療法が主流でしたが、現在は患者本人に合って副作用の少ない皮膚科光線療法があります。
元来、わたしたち日本人は光線に対して、おのおの異なった反応を持っています。ですので、皮膚科光線療法を行う場合、治療前にその患者に合う光線の量を市っておいて、中波長のナローバンドUVB、あるいはエキシマランプという装置を使って紫外線を照射し、白斑内に色素を出現させます。
前者は白斑が大きな、身体の両側に出る白斑に使い、後者は難治性で比較的範囲が狭く、ナローバンドUVBで効かない、あるいはある程度まで色素再生が起こり、それ以上進展せずに残った白斑を治すときに使います。特に難治性である手足の白斑、発症から長い年月を経た白斑などにも有効とされています。

家ではビタミンD3の軟膏を塗ってもらい、色素を増強する併用療法が良いと思います。尋常性白斑は難治性の皮膚疾患ですが、やり方によって効果が出る治療法がありますので、経験がある専門医を訪ねてください。
榎並寿男(三重県、ネオポリス診療所院長)

中日新聞・東京新聞2005年7月29日(金)朝刊掲載

cpiblog01272 at 11:17|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
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