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皮膚科光線療法について

2007年06月25日

市ヶ谷ドーム光療法に続いて中メル導入

中メル

死海光療法(市ヶ谷ドーム光療法)が少しずつ普及してきたこと、私が3年前から注目していたメルが、実際光線療法をしてみてナローバンドより、より効くと患者さん自体が自覚され、メル照射頻度が増えたこと、他のクリニックでナローバンドだけで効かなくなった患者さんも来院されたことなどから、現在来院され、メル照射をされている方には、待ち時間の延長を強いられています。ブログでも、指摘を受けました。待ち時間縮小の対策を考えてみました。ファーストステップとして、中メル(新・旧メルに比べて照射面積が中位なので、中メルと呼ぶ)を導入しました。中メルは、コンパクトパワーが強いメルです。患者さんに言っているように、「まずトライしてみましょう!」。それで、解消、縮小できたら良いですね。白斑は、乾癬と異なって、ただ免疫(T細胞に関係する)を抑制すれば良いのではなく、メラニン芽細胞に働きかけ、増殖・遊走をさせる必要があります。今まで、勉強していなかった子供(メラニン芽細胞のこと)に勉強しろ、勉強しろと言って(色素再生を求める)も、簡単にはしてくれないのと同じです。神経(?)まで働きかけた方が良いタイプの白斑は、さらに難しいのです。光線療法について学問的に進んだとはいえ、治療にはまだまだなのです。患者さんの中には学問(学会・論文等)は関係ないので、治してくれれば良いという方がいます。学会で発表したり、論文を読んで、また自分が書いて初めて種々の治療方法が生まれるのです。患者さん・スタッフとの会話、日常茶飯事からだけでは生まれる可能性は非常に低いのです。現在治療されていて、ご不満の方もいらっしゃると思いますが、白斑の治療、現状を考え、もう少し私に付いてきてください!

「今、東京へ一人で出てきて後悔は?」

治療中、自分の眼で、“良好”と実感できることと、患者さんが喜んでくれるのを共感できるからこそ、

「後悔はありません」。

cpiblog01272 at 10:06|この記事のURL

2007年06月06日

市ヶ谷皮フ科・白斑センターに死海光療法(市ヶ谷ドーム光療法)−予約制−

市ヶ谷皮フ科・白斑センターの地下に死海光療法室が完成し、5月24日から、死海光療法を行っています。地下に男女別および疾患別に4台ドームを設置しました。また白斑センターはもともと予約制をとっていませんでしたが、ドーム導入とともに死海光療法を受けられる方は予約制をとることにしました。死海光療法の始まりは死海気候療法と言い、死海の塩水にバスしながら、現地の光を同時に(synchronous)浴びる療法です。この死海気候療法の近い状態にしたのが、私の考え出した死海光療法(市ヶ谷ドーム光療法)です。乾癬に関しては、以前から死海光療法が効くことは有名でしたが、アクティブな乾癬、あるいは乾癬の増悪時に、この市ヶ谷ドーム光療法を行うと、病変部が眼に見えて改善されました。また白斑の方で単独光線療法で効きが悪かった方や進行性の白斑の方にも色素再生が起こったり、拡大がストップした例を眼のあたりにしました。つまりこの療法が乾癬・白斑に有効性を増すことを再認識しました。ぜひ市ヶ谷ドーム光療法を受けて、白斑・乾癬・アトピー性皮膚炎を治してください。

cpiblog01272 at 18:32|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)

2007年03月07日

死海光療法(供

死海療法
 我々は難治性白斑に対して死海光療法を行っています。この療法について問い合わせがありましたので、お答えします。主な問い合わせは「この療法はどうして効くのですか?白斑とどのような関係があるのですか?また、どのような方法で行うのですか?」と言うことです。
 答え:白斑の人の表皮にはH2O2がメラニン細胞を傷つけ、殺し、白斑は進行するということがわかってきました。元来、H2O2はカタラーゼという酵素を触媒にしてH2O(水)とO2(酸素)になるのです。実は白斑の人にはこの酵素カタラーゼが少ないのです。ですから、H2O2が全てH20とO2に成ることができず、H2O2が残り蓄積してしまうのです。では、蓄積したH2O2を少なくするにはどうすれば良いのでしょうか?そこに登場するのが、死海の塩なのです。死海の塩水にはカタラーゼではないが、カタラーゼに似た作用を持っているのです。実際15分間死海の塩水にバスしたら、表皮のH2O2が減少し、また死海の塩水と光線療法を行うと光線療法だけよりも白斑の部位に色素再生は早く起ったという論文もあります。こうした医学的根拠を踏まえて八幡クリニック(名古屋市)では死海光線療法室を作り、白斑の人に死海塩水濃縮液をペイントし、表皮内にカタラーゼ様物質・抗酸化物質を吸収するように工夫し、リラクセイションも兼ねながら、前処置をしています(死海療法変法)。そして、患者さんの表皮内にそれらの物質が留まっているうちにUVB(ナローまたはメル)を照射するのです。八幡クリニックの実績および白斑センターの経験(当センターでは現在死海の塩を家で塗ってもらい翌日UVBを照射している)から白斑・乾癬に対して死海光療法も有効な療法だと考えています。また、真の死海光療法を行うには、前処置室が必要なのです。幸い、当センターから1分以内で死海光療法前処置室が確保でき、来月には使用できると思います。来月、市ヶ谷外掘の桜を見ながら、白斑・乾癬・アトピー性皮膚炎を治せるとうれしいですね。(ウキウキ)


cpiblog01272 at 17:24|この記事のURLComments(52)TrackBack(1)

2005年08月17日

皮膚科光線療法とは何か具体的に教えてください

602bbe59.jpg皮膚科光線療法とは病変部位に紫外線を照射する治療法です。一般に中波長紫外線を照射するUVB(ユーヴィビー)療法がもちいられています。
当診療所ではUVB療法の中でも狭い周波数の紫外線(311±2nm)を照射するナローバンド(narrow-band)UVB療法と308nmを放出するエキシマライト(MEL)療法を行い、乾癬・尋常性白斑など難治性皮膚病に有効性を見出しています。
また、全国的にも未だ見られない波長308nmのエキシマライトを導入し、ナローバンドUVB療法でも効果が乏しい白斑の患者さんへの有効性を高めています。私の考えでは、現在ではこのエキシマライト(メル)療法が最も有効で、副作用が少ないターゲット光療法だと考えております。
cpiblog01272 at 10:42|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
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