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2014年12月

2014年12月16日

新型マシーンの偉力

今年もいよいよ少なくなりました。
白斑の治療は今でも光線+皮膚移植が最大に効くと思っています。実際、その方法が効く為には、エビデンスに基づく研究も必要と考え、行っています。皮膚移植にはミニグラフトにより正常皮膚を採取して白斑部に植え付ける方法と正常皮膚を採取して、そのうちの主としてメラノサイトを培養して、メラノサイトのリッチな細胞液を白斑部に注入する方法があり、そのうち、後者の方が理論上は良いと思われますが、今では前者の方法が色素再生の有効性が高いので、当クリニックでは両方行っていますが一般的に後者を行っています。
皮膚移植も手術なので、術前・術中・術後に工夫が必要とは前に記しました。今回は皮膚採取の方法と副作用について述べます。一般的にミニグラフトというと皮膚の採取は手動で行っています。3年位前には当クリニックも手動で行っていましたが、取る切片の数・切片の深さと切り口が色素再生および副作用には関係していると考えました。ですから、マシーンにより白斑部に密に一定の孔をあけ、多くの切片をその孔に入れたら、まだらでなく、比較的早く、多く、キレイにいくと考え、マシーンを考案・導入しました。
マシーンによりそれらの点を可能にしたので、1回の手術で350個位、移植でき、まだらもなくなりましたが、敷石のような模様も小さくはなったのですが、無いということは出来ませんでした。ところが、高速回転の新型マシーンを使うことで、さらに改善されました。もっと多くの数・速さ・キレ味が良いので傷がキレイなのです。また、それを使い、敷石の様な外観も治せるのです。これは以前移植して白斑はほぼなくなった人が、今度はその敷石の様な外観がイヤという人に、新型マシーンを行うとほぼ正常皮膚に戻るのです。まだ、症例が少ないので断言は出来ませんが、更にトライしてみる予定です。
また、エビデンスに基づいた結果として、3種の方法つまり手動パンチ・旧型マシーン(ドリル回転数600)・新型マシーン(ドリル回転数4000)でサイズ・深さを一定にして10片ずつ採取し、そのケラチノサイトとメラノサイトの混合総数を数えた結果、新型マシーンが一番多かったことも分かりました。
↓手動パンチ
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↓旧型マシーン
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↓新型マシーン
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cpiblog01272 at 13:23|この記事のURL
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