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2014年03月

2014年03月03日

MGからMT2へ   

1)現在白斑に対して外科的な治療法の主力はMG(ミニ移植)です。
白斑部に穴を開けその部位に正常皮膚を移植して埋め合わせる方法です。穴または正常皮膚を採る一片のサイズを0.8mmまで小さくして成功を収めましたが、それでも詳しく見るとキズ跡が残り、違和感があるといった副作用を気にされる患者さんもいられます。例えば顔の白斑に背中の正常皮膚片を持って来ても、その切片はやはり100%は顔になじみません。私の理想は採取した正常皮膚が白斑内に移植され100%キズなしでその移植されて部位に100%なじむ移植ができるかという事でした。
現在、顔のメラノサイトと体、手、足のメラノサイトは同一と考えられているのでメラノサイト移植(MT)をすれば良いと考え、以前MTを行いました。どうしても培養する為には患者さんの正常皮膚が大きく必要なのと、培養したメラノサイト高濃度液を白斑部位に注入するのが難しくストップしていました。今回はそれを克服して再度MTにトライ(MT2)しました。来院時皮膚を少量取り30〜40日間培養し、MT当日その培養高濃度液を白斑部に埋め込みます。MTする白斑部は1週間カバーしますが、切片をくっつけるのと違って培養液が浸み込むようにするだけなら運動制限などありません。麻酔なしですむ可能性もあります。そして1週間後から適量の光線を照射すれば済みます。
まだ世界でこの方法で成功した(まだこの方法には気づいていない)例がないので進めていくには大変ですがワクワクします。一般化するまで1〜2ヶ月待って下さい。

2)カネボウ化粧品による白斑や治療中の白斑の患者さんから、白と黒の斑が混ざっている場合どうしたら良いの?という質問があります。それには白い所は正常皮膚に、黒い所は正常皮膚に戻します。その他白斑の方で美容的なスキントラブルを持たれている方には早めにそのトラブルを無くしてあげるのもドクターの努めかなと思い、美容皮膚科に興味を持った熱心なドクターが一緒になって、そうした問題を解決してくれる事になりました。一応私が白斑を管理しながら美容分野に力を入れていくつもりです。
何事でも悩みがあったら相談して下さい。
新宿皮フ科 榎並 寿男

ブログ3月用jpg《増殖したメラノサイト》
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