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2014年02月

2014年02月03日

点状皮膚移植とメラノサイト移植

2月です。今回の写真も先月のブログ同様培養した基底層(表皮細胞の1番下にある層)の細胞(基底層とメラノサイト)です。これらをより多く、白斑部に注入すると色素再生がより多く起り正常皮膚になります。その工夫(より活発に、より適切に注入等)が難しい所です。マシーンによる皮膚移植、培養によるメラノサイト移植も同様に工夫が必要です。基本的な白斑の治療に関する知識として白斑の光線療法は、一般的に汎発型(全身)の方が分節型(局所)より効くとされています。反対に分節型の方が汎発型より移植は有効で年令が若い患者さん程効くようです。若いとメラノサイトの数が多く、より活発だからと思います。知識として白斑患者全体の数では汎発型が分節型の3倍多いとされています。だから白斑の患者さんは多く汎発型の方が占めています。汎発型で光線療法をしても有効でない方もかなりいます。その様な患者さんは移植を考えても良いと思います。

移植はちょっと白斑部にメラノサイトが足りない(無い)ので、その白斑部に自分の背中の細胞(メラノサイト)を持って来て、持って来た細胞に光線療法をするのだと簡単に考えて良いと思います。移植時間は30〜60分で終わります。術後でも普通に生活できます。
当クリニックでは現在、汎発型の人も移植を行っています。移植はより数の多い、より活発なメラノサイトを、より高密度に、より適切に白斑部に注入する必要があります。そして術後より適切な光線療法を行う事により、移植の成功率が高くなってきます。現在そんな考えを持って患者さんと打ち合わせしながら診療しています。
近いうちにマシーンで簡単にメラノサイトを採取し、それを培養して白斑部に注入する方法(メラノサイト移植)を考えています。種々の過程で難しい問題を少しずつ克服しつつ工夫中です。

今年中にマシーンによる皮膚移植と同じように有効率を上げ、完成させるつもりです。


2月ブログ写真メラノサイト ※培養した基底層の細胞(ほとんどがメラノサイト)の写真です。クリックすると拡大します。
cpiblog01272 at 13:29|この記事のURL
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