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2013年01月

2013年01月22日

光線療法、移植、そして幹細胞治療へ

 今年も宜しくお願いします。
 
 現在行われている白斑の治療は、まず仝線療法を行い、家ではスーパー白斑ローション、光線を受ける前には死海スプレーをして経過を見ます。今白斑に光線が有効な波長は311nmか308nmです。この2種類の光線を上手に組み合わせて、患者さんに最適な量を照射すればかなり改善します。308nm(メル)はアグレッシブな光線ですが、やはり311nm(ナロー)も捨て難い光線です。上手に併用してもある時点で色素再生は起こりにくくなります。
 そこで次のステップが移植です。移植にはメラノサイト移植と表皮移植があり、実際現在では後者の方が簡単で定着率が良いようです。ただ、盛り上がりとかカラーマッチは前者の方が良いのですが、工夫により後者でもかなり良くなります。表皮移植も手動とマシーンでは両者比較してみた結果、マシーンの方が定着率も高く、キズ、盛り上がりも少なく、早く、多くでき、かなり良いようです。移植の手術後に工夫すると移植片はさらに大きくなり、多く色素再生を起こします。どれ位の光線量が良いのか、かなりつかめて来ました。
 次はG鯣辰多く、大きな、体の半分以上あるタイプの治療です。少しずつ勉強はしていますが、まだ幹細胞の実施までは行っていません。白斑の患者さんからのメラノサイトと脂肪由来間葉系幹細胞とをmixさせて培養すると、メラノサイトの増殖分化と遊走が単独のものより非常に著明であったという論文があります。もちろんメラノサイトも幹細胞も白斑患者さん自身のものなので自家移植です。ゴールはすぐ近くまで来ているんですが、なかなか完成まで行きません。まだ日々勉強の精神を忘れずに続けてみます。

マシーン移植の症例
jpg前
 移植前

jpg1ヶ月後
 移植後1ヶ月

jpg6ヶ月後
 移植後約6ヶ月
cpiblog01272 at 13:11|この記事のURL
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